寝室には「緑色」を取り入れるといい
× 寝室は無機質な空間になっている
◯ 寝室に緑色を取り入れる
「部屋にはなるべく何も置きたくない」という人もいるでしょうが、寝室はあまりに無機質な空間よりも自然物を取り入れたほうが、睡眠にとってよい場合があります。 特に、緑色には不安やストレスを和らげる心理的効果があります。
非常に興味深いのは、緑色といっても植物だけでなく、緑色を多く使った風景画や写真を飾るだけでもこれらの効果が期待できることです。公園の写真を見た人は、都市の光景を眺めた人よりも副交感神経が活発になり、心拍数も低下したという報告もあります(※1)。
一方で、生きた観葉植物に関しては、ほかにもメリットがあります。植物を育てる行為(水やりや剪定)は、セロトニンやオキシトシンを生み出し、心の安定に貢献します。ただし、生きた植物を育てる場合、カビや虫が発生する可能性があり、寝室の環境を悪化させてしまう危険性を含みます。また、ペットの犬や猫が食べてしまったとき、害がある植物もあるので注意が必要です。
木製家具や畳を取り入れるのもオススメ
最近では、おもに酸化チタンなどの光触媒加工を施したフェイクグリーン(人工観葉植物)が販売されています。これは、光が当たることで酸化力(分解力)を発揮し、空気中の有害物質を分解する優れものです。人工物であるため虫がつくこともなく、寝室に置くにはふさわしいといえるでしょう。
また、森林総合研究所と筑波大学、帝京大学が行った研究によると、寝室に木材・木質の内装や家具、建具がある人のほうが精神的な安らぎを感じる割合が高く、不眠症状の緩和などが期待できるとしています(※2)。さらに、畳に使われるイグサの香りには副交感神経の働きを活発化させ、睡眠効率を向上させる効果があるとする九州大学の研究も存在し(※3)、寝室に自然物由来の家具などを置くこともオススメできそうです。
〈今日から試そう〉
・寝室の壁に緑の多い風景画や写真を飾る
・フェイクグリーンを置く
・木製家具や畳など自然物由来の家具を使う

