「クイズ番組の輸入」はGHQの施策だった

戦時下日本のプロパガンダに問題があったのは明白ですが、占領軍の情報発信もまた、一種のプロパガンダであることには注意が必要です。

「真相はかうだ」の冒頭はベートーヴェンの「運命」から始まり、番組内では、銃声、怒号、悲鳴などの効果音が駆使されました。

メディア研究者の太田奈名子は、番組で日本人同士の対話という形式が取られたのもまた、占領軍側の戦争観を浸透させるための巧妙な仕掛けであったと指摘しています。