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現実を踏まえ「どうすればいいか」を有権者に提示する

あの番組は、僕にとっても大きな学びの場でした。政治家時代の8年間に加え、この番組での6年間がなければ、僕のコメンテーターとしての立ち位置は、だいぶ甘々なものになっていたんじゃないかな(笑)。

2015年12月、大阪市長の退任セレモニーで手を振る橋下氏
2015年12月、大阪市長の退任セレモニーで手を振る橋下氏。政治家として大改革を進めた8年間で、役所スタッフの優秀さを強く実感したという。

世の中にはたくさんの報道番組やワイドショーがあるけれど、『日曜報道THE PRIME』が一味違っていたのは、いま一番ホットなテーマを扱い、かつ現職の大臣や野党幹部、時には首相など「政治を動かしている当事者」をスタジオに呼んだこと。そして丁々発止の白熱討論をしたこと。

細かい台本がないので、予定調和では終わらない。しかも相手は優秀な官僚軍団に支えられた政治家たちで、入念な準備をしてきます。こちらも付け焼き刃の知識では太刀打ちできないから、結果的にあらゆる方面の勉強をし続けました。そのうえで、「なぜあの決断をしたのか」「あそこはこうすべきではなかったのか」と厳しい質問を投げかけたのです。

(構成=三浦愛美 写真=時事通信フォト)
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