堅実派の投資家がAIで未知の半導体株に踏み込んだ。成功と失敗から学んだ「AIとの間に引くべき一線」とは――。

「門外漢」の半導体関連株 AIで投資に踏み込む

元手200万円で始めた株式投資で資産が10億円に――。

私が26年かけて築き上げた資産です。リーマン・ショックで資産を大きく減らしたこともありましたが、一つの銘柄に深入りしすぎず幅広く分散させることでリスクを抑えて投資を続けてきました。この基本方針は今も変わらず続けています。

私が得意とする不動産の分野では、マンションの竣工状況や売買データから需要を読み解いて売買を決断していました。小型株なら、誰も注目していない会社の決算資料を丹念に読み込んで割安に放置された成長企業を見つけ出していました。そうした一つの株が売買に適しているのかを地道に調べていくのが私の武器でした。

(構成=本誌編集部)