心の余裕こそが、一番の睡眠薬

その点、私たち精神科医が行なうのは、カウンセリングです。

「そもそも、眠れなくてもいいんですよ」
「昼間動けているなら、それで十分です」
「ムリに寝ようとすると、かえって眠れなくなりますよ」

こんな感じで、まずは眠りへの強迫観念を取り除いていきます。

和田秀樹『これだけでいい!老けない!ボケない!和田式「アウトプット健康法」』(祥伝社)
和田秀樹『これだけでいい!老けない!ボケない!和田式「アウトプット健康法」』(祥伝社)

定年後で、翌朝会社に行く必要がないなら、眠くなったときに寝る。夜に眠れなければ、昼に少し横になる。

自然のリズムに任せるほうが、よほど健全です。

そもそも、本書で説明したような、アウトプット健康法をしっかり実行すれば、夜は自然に眠れることでしょう。

睡眠は「長さ」より「質」、そして何より「気にしすぎないこと」。

眠れない夜があってもいい。

それを受け入れられる心の余裕こそが、一番の睡眠薬となるのです。

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