かぜを引いたら真っ先に摂りたい食材
ネギに含まれる辛味成分はアリインと言い、血管を拡張して血流をよくする働きがあります。体が温まり、発汗、解熱、消炎作用も発揮するため、かぜのひき始めには一番に摂りたい野菜と言われています。疲労回復効果もあるので、かぜの治りかけにも最適です。
ニンニクと同様、ネギも精をつけてくれます。臭いの強いネギ、ニンニク、ニラなどの野菜と酒(またはそれを飲食すること)は葷酒と呼ばれ、「葷酒、山門に入るべからず」と言われていたそうです。これは、強壮作用が強く、精がつき過ぎて修行の邪魔になるからとのことです。
玉ネギにもネギと同様に血流をよくする作用があります。精もつけてくれ、古代ギリシャの歴史家ヘロドトスは、「古代エジプトのピラミッド建設では、奴隷に玉ネギとニンニクを食べさせて作業効率を上げた」と記しています。
また、イギリスには台所や病室には、病気を防ぐ「厄除け」として玉ネギが吊るされていました。
玉ネギに含まれる硫化プロピルは、生で食べると血糖値を下げ、加熱すると中性脂肪やコレステロールの代謝を促す作用があります。
ほかにも腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖、血液をサラサラにするケルセチンなど、複数の健康に役立つ成分が含まれています。
血糖を下げるのもケルセチンや食物繊維のフルクタンの働きによるものです。血糖値が高めな人や糖尿病の人は、薄切りの玉ネギとワカメを、しょうゆ味のドレッシングをかけて常食すると予防や改善に役立ちます。
解毒に役立つ「ナンバー1」の野菜
ニラもまた血流をよくし、精がつく野菜です。
また、高い抗酸化作用があるβカロテンの量は、野菜のなかでもニンジンと並びトップクラスです。疲労回復に役立つアリシン、貧血を予防する葉酸、排便をスムーズにする食物繊維、水分の排泄を促すカリウムも含まれていて、体内の老廃物をすっきり出してくれます。
ニラの血液の汚れを浄化する効果は野菜でナンバー1とも言われる、解毒に役立つ野菜です。積極的に食べましょう。


