患者はいてもスタッフが確保出来ない

私がもっとも問題だと感じるのは、親と建設的な会話が出来ない関係のまま継承するケースです。親が経営について何も話してくれない場合、帰っても喧嘩になるだけです。なかには、親がさらに私腹を肥やすために子を帰らせるような例もあります。

また、継承後も親が経営に口を出し続ける場合も少なくありません。ひどい場合には、若い院長に経営権が一切なく、まるで従業員のような扱いを受けているケースもあります。これでは、自分のやりたい医療が出来るはずがありません。

さらに深刻なのは立地の問題です。親の時代には良かった場所でも、人口動態の変化により、これからの時代には適さない可能性があります。人口減少が進む地域では、患者はいてもスタッフが確保出来ないという問題も深刻化しています。