金融機関がビットコインを潰そうとした
【松田さん】「金融機関がいらなくなる」とまで言われたので当然、かなり警戒されました。だから金融界は全力で潰そうとしたけどダメで「これはもう本物だから逆に取り込もうか」って空気に何回かなり、それが現実になりつつある感じです。
【アワタニ】怖いもの見たさの興味本位ですが、どう潰そうとしたんですか。
【松田さん】米国のバイデン政権下では、暗号資産を取り扱う業者の銀行口座を開かせなかったり、突然凍結したりする、さらにはそうした業者にサービスを提供している銀行に圧力をかけるなんてことが横行しました。当時、米国の証券取引委員会は、暗号資産業者を相手に100件以上の訴訟を起こしています。
【アワタニ】それ、国を挙げてじゃないですか。ヤバ……。
イーロン・マスクがトランプを支持した理由
【松田さん】ところが暗号資産ユーザーに支持されて第二次トランプ政権が誕生すると、そうした訴訟は次々取り下げられ、ついには銀行までもが直接ビットコインを販売するに至りました。180度の方針転換です。
【アワタニ】え、暗号資産ユーザーの声が政治を動かしたんですか。
【松田さん】そうです。実際、4000万~5000万人とも言われる米国の暗号資産ユーザーがトランプ再選の原動力となったとの指摘もあり、トランプがビットコイン推しを掲げたからイーロン・マスクの支持を得られた、とも言われています。
【アワタニ】日本では「なぜトランプが当選?」とか言われていたけど、じつはきちんと民意を得ていたんですね。
【松田さん】そう、だからトランプ大統領は「米国を暗号資産大国にする」と宣言し、ビットコインをはじめとした暗号資産に追い風をもたらしているのです。

