海外で重機習字を披露したい

女性が重機オペレーターとして働くことには、まだまだ多くのハードルが存在する。東さんでさえいまだにハードルを感じているのだから、未経験の人ならなおさらだろう。

だが、現状に対する問題意識を持ち、それを解決しようと奮闘する東さんのような人たちのおかげで、建設業界にも女性を受け入れやすい土壌が生まれつつある。

2025年に参加した「全国建設青年会議」では、建設業界の大物や建設族の議員らの前で忌憚のない意見をぶつけた
写真提供=東香織さん
2025年に参加した「全国建設青年会議」では、建設業界の大物や建設族の議員らの前で忌憚のない意見をぶつけた

「私たち女性の意見は、今はまだ“少数の意見”でしかありません。でも、私たちが発信をしたり、行動したりすることで、少しでも多くの女性に重機の仕事に興味を持ってもらって、重機オペレーターへの一歩を踏み出してほしいですね。そうなれば、いつか私たちの意見が“多数の意見”になって、女性が働きやすい環境を作れるかもしれませんから」

これからは経営者としても、活動家としても、建設業界と向き合っていく。とはいえ、すべての活動の原点が「重機愛」にあることに変わりはない。

「これからも、身体が動く限りは重機に乗り続けたいです。今の密かな夢は、重機習字のパフォーマンスで世界を周ることですね(笑)」

溢れ出る重機愛を燃料に、今日も東さんは新たな道を切り開いていく。

女性重機オペレーターが働きやすい社会を作るため、自身の夢のために、東さんは重機に乗り続ける
筆者撮影
女性重機オペレーターが働きやすい社会を作るため、自身の夢のために、東さんは重機に乗り続ける
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