夕食は18~20時までに済ます

また、夕食の時間が遅くなると、血糖値が上がりやすくなるため、できれば18~20時には済ませるようにしたいところ。さらに、胃の排出時間や、消化に要する時間なども考慮し、食事の間隔は5時間空けることを推奨しています。

つまり、起床して8時に朝食を摂ったら、13時に昼食、18時に夕食というサイクルが理想です。食事時間をコントロールすることで、体内時計や成長ホルモン、血糖値上昇の抑制によい効果を与えられるのです。

血糖値の上昇を抑える食べ方としては、野菜やフルーツを先に食べる「ベジファースト」も効果的です。食物繊維が豊富な野菜を先に食べれば、食後高血糖を抑えることができます。

さらにドレッシングをかけて食べると、抑制効果を高めます。ドレッシングは油ですが、PFCバランスの脂質2割の範囲に抑えられれば、過剰に避ける必要はありません。野菜→肉・魚→ごはんという順番が理想ですが、野菜さえ先に食べればOKです。

食後高血糖を抑える「GI値」と「GL値」

食品のなかでも、食べたらすぐ血糖値が上がるものと、ゆっくり上がるものがあります。それを数値化したものが「GI値(グリセミック指数)」です。

血糖値が上がりやすいブドウ糖を100とした場合に、それに対し、炭水化物を50g摂取したときの血糖値の上昇度を相対値で表したもの。55以下が低GI、56~69が中GI、70以上が高GIの食品となり、食後高血糖を抑えるには、できるだけ低GI食品を選んで食べることが有効とされています。

ただし、炭水化物(糖質)50gを摂取したときの数値になるので、にんじんのように炭水化物の含有量が少ない食品は、現実的ではない数値になることも。それに対応してハーバード大学の研究チームが考案したのが「GL値(グリセミック負荷)」です。GL値は、GI値にその食品の炭水化物の含有量をかけ、100で割った数値です。

にんじんのGI値は80だったのに対し、GL値は2となり、より現実的な数値になっています。日本ではGI値のほうがポピュラーですが、タンパク質や脂質と一緒に摂るなど、食べ方によっても血糖値の上がり方は変わります(基本的に遅くなる)。食事の参考程度に考えておきましょう。