「湖に沈んだ鳥居」が姿を現す時期も

水没からゆうに100年は過ぎていますが、ここに住んでいる人々は沈んだ村のことを忘れてはいません。

桧原湖は水位変動が大きく、時折枯れた木々が水面に顔を出し、そこがかつて森林であったことを連想させます。水没した木々が魚の絶好の住処となるので、釣り客が多く集まります。潜るとルアーとか釣り針などが結構たくさん落ちています。ひっかけてなくしてしまう人が多いようです。皆さんも、釣りの際には気をつけましょう。

桧原湖北岸にある大山祇おおやまづみ神社からは、水没した宿場町の名残をじかに感じることができます。神社の前に広がる湖面を眺めると、土台の部分が水没した鳥居がたたずんでいます。鳥居は岸のすぐそばに1基、100メートルほど沖にもう1基あります。