大きな目標を達成するには何から始めればいいか。医師の奥村歩さんは「私のこの1年の最大の目標は、本書を書き下ろすことだった。当初は途方に暮れたが、『読者層の世代に取材をする』ことから始め、それが達成されると脳内物質のドーパミンが分泌され、小さな努力の繰り返しと工夫が楽しくなっていった」という――。

※本稿は、奥村歩『10万人の脳を診てきた脳神経外科医が教える 脳を休めて整える習慣』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

ブロックの階段とスマイリーの絵文字
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言葉の習慣こそが、その人自身を作り上げる

「面倒な仕事が、どうしても手につかない……」

そんなとき、あなたは心の中でどんな言葉を「つぶやいて」いますか?

先の記事で「ポジティブ宣言」の大切さについてお話ししましたが、私たちの言葉は思考と直結しています。つまりもっと言えば、言葉の習慣こそが、その人自身を作り上げているのです。

人の考えは「つぶやき」に表われ、その「つぶやき」が人を作ると言えます。

今回のアクションプランも、言葉を変えることによって、仕事や人生を劇的に変える方法です。

「○○を考えねばならない」
「○○をしなければならない」
「○○をやるべきである」

まるでどこかの政治家の発言のようですね。

このような言葉遣いには、主体性が欠如しています。周りの顔色をうかがい、社会情勢に迎合しているだけ。これらは、他者から与えられた“外発的モチベーション”から生み出される言葉です。自らの意思表示がなく、自身の内側から湧き上がる“内発的モチベーション”が感じられません。

このような物言いでは、いつまで経っても行動することを遠ざけ、仕事を停滞させてしまう原因となります。