早く始めるのが鍵

日経平均株価、S&P500、不動産、金(ゴールド)、ビットコインなどあらゆる資産価格が近年上昇しています。史上最高値を更新するたびに、「いまは高いから投資できない」という声が後を断ちません。

現在の価格水準を高いと考えてしまうのは「参照基準点効果」の罠に陥っています。「参照基準点効果」とは、心の中に基準点を設けて考えてしまうものです。値動きのある資産を売買するときに、特定の日の価格を基準にして「高い」「安い」と判断してしまうことがあります。

「史上最高値」については、どの時点からしても高いことに違いありません。

日経平均株価5万円が高いと考える人は、今後、6万円、7万円……と上昇していっても投資をすることはできないでしょう。そうなるといつまで経っても株価上昇の恩恵を受けられないことになります。短期的な目線で高いか低いかを考える必要は一切なく、そうした感情を排して市場に参加することが、投資成功の秘訣です。

大事なことは、将来時点の価格に「参照基準点」を置いて投資をしていくこと。

世界人口の増大に伴う経済成長に加え、インフレで長期的には株価水準は高くなっていきます。将来的に株価水準が今よりも高いならば、早く投資した方が良いですし、運用期間が長くなるほど、複利効果(投資の利益が次の利益を生み出す効果)が効くので、元本割れせずに増やせる可能性が増していきます。

「積立期間」「運用期間」は長くすることが重要。とはいえ、家計に無理のある積立金額で投資をしたり、自分のリスク許容度に見合わない投資をしていたりすると、落ち着いて投資を続けられなくなってしまいます。

長く投資を続けるためにも、無理のない投資をすることが大切です。これからの人生で今日が一番若い日。長く続けるためにいますぐ行動しましょう。

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