取り崩し金額から必要資金を逆算
運用しながら取り崩す方法には色々とありますが、「定額取り崩し」で試算します。「毎月〇万円を取り崩す」と明確に決まっている場合は、年金現価係数を活用すると、取り崩し開始前に必要な老後資金の金額がわかります。
年金現価係数は、運用しながら定額取り崩しをするために、取り崩し前にいくらの資金が必要かを計算するための係数です。
たとえば利回り「4%」で運用し、「20年」かけて取り崩しを行う場合は、利回り(=行)と取り崩し期間(列)の交わる係数に対して、毎月の取り崩し金額を乗じることで用意すべき老後資金額が算出できます。
月10万円の取り崩しをおこないたい場合は、10万円×165.021858≒1650万円を用意すればよいとわかります。
図表2は、月10万円の定額取り崩しを開始するまでに必要な資金の早見表です。
さて、ここで考えるべきは、取り崩し期間中の利回りはいくらで考えるのが妥当なのか、です。取り崩し期間中は資産形成期間と異なり、より安定に運用ができることが重要ですよね。その際に参考になるのはGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用利回りでしょう。


