転機は「NHK日曜討論」だった
1月31日:「円安ほくほく」発言と経済論争
31日、高市早苗さんが「円安ほくほく」発言をブチかまして騒動が起きます。主に財界や経済マスコミ、その総本山である日経新聞がそのあとで立て続けに高市早苗経済政策が問題であるという大正論をかまし始め、都市部勤労層で自民党支持者がなぜかチームみらいに投票先をシフトする動きが見え始めました。
まあこの辺はビビるわけですが、ただ、いままで中道改革連合が主張していた経済政策が「ジャパンファンド」だったため、高市経済政策批判のためのフックはあっても実弾がこんにゃくでした。やれやれ。
2月1日:運命のNHK日曜討論欠席騒動
そして、2月1日より今回の選挙で自民維新圧勝を決定づけた「NHK日曜討論欠席騒動」が発生いたします。
これは本当に高市政権圧勝の転換点であったと、いまになっては思います。
逆にこれがなかったら自民単独過半数ぐらいでとどまった恐れもあるんじゃないか、と思っています。
ここで野党陣営や一部マスコミが一斉に「高市さんは党首討論から『逃げた』のだ」と批判を強めていきました。この野党批判、当初はSNSを一気に拡大し、れいわ・大石あきこさんも暴れ、中道・野田佳彦さんもメディア顔出しで声高に批判して、実測では3000万人ぐらいの有権者にリーチしたんじゃないか、と思います。SNSで拡大したところからちょうど6時間後ぐらいからTikTokやYouTubeショートでも逃走高市批判の動画が万バズし、12時間ぐらい、逃げた高市批判一色となっていきます。
しかし、どういうわけか、私のよく知らない皆さんが「高市早苗さん、持病があるのに叩かれてかわいそう」という擁護のSNSの書き込みやTikTok、YouTube動画を大拡散されました。このあたりを境に、特に30代以下の男女で一気に高市支持率が上がっていきます。ネット世論が一気にひっくり返され、病気を理由に討論を休んだ高市さんのほうが正しいという空気が、特に30代以下勤労層の有権者に広く浸透していったのです。
ここから出口調査の自民党支持が劇的に改善し始め、特に無党派層からの熱い支持が自民に流れ込みます。おそらく本来この辺は、国民民主党や参政党が取っていた層です。ここで自民に流れない無党派票が、チームみらいに流れ始め、非自民投票先としてチームみらいがバブルを起こし始めます。

