「空気を読む」意識やそれに伴う実際の行動は年収によってどのように違うのだろうか。読者1111人の率直な声から、その実態を見ていこう。

稼ぐ人は「和」よりも「個」の意見を貫く

「出る杭は打たれる」。他人の顔色をうかがい、同調圧力に従うことがいさかいを避ける処世術として身に付いている人も多いだろう。一方で、足並みをそろえ続けるだけでは、周囲より一歩抜きん出ることは難しい。「空気を読む」ことにおいて、高年収者はどのような意識を持っているのだろうか。その実態に迫るため、読者へ「空気の読み方」に関する調査を実施した。

【図表】稼ぐ人ほど和を気にせず自分の意見を通す

今回の調査でまず浮き彫りになったのは、年収が高い人ほど、日常生活において周囲に合わせることなく「我を通して生きている」という事実だ。