todoリストが“義務リスト”に

ただ、この原則を“例外なきルール”として抱え込みすぎると、逆に時間を浪費してしまうことがあります。あるエンジニアのナカムラさんの例をご紹介しましょう。

仕様変更が多い案件で、完璧を求めすぎて修正を重ね、結果的にリリースが遅れました。彼の中では「完璧な状態で出すべき」「ミスをしてはいけない」という思いが強すぎたのです。途中経過を共有すれば、上司の判断で方向転換もできたはずですが、「未完成なものを見せてはいけない」と感じていました。

これも典型的な“すべき思考”です。時間を守るための完璧主義が、結果として時間を奪う。これは多くの職場で起こる矛盾です。