10年で行き着いた投資対象は
それは投資をはじめて10年程経って、ようやくのことでした。ちなみに現在、私が最も興味・関心を持っている投資スタンス(投資対象)は、「株主優待」と「トルコリラ」です。
[株主優待]
私が投資を始めたきっかけは、株主優待でした。そして、それから30年近く、株主優待以外にも様々な投資を経験してきましたが、一周回って、今では原点に立ち返り、株主優待こそが、私の投資のメインです。
なお、優待実施企業は1500社以上もあり、しかも、優待の新設・変更等は頻繁に行われています。
すなわち、優待に関する情報の発掘にはほぼ終わりはなく、そして、新たな優待を見つけ出すワクワク感は、尽きることはありません。ちなみに、優待実施企業の多くは、我々の生活に身近な企業です。
ですので、私は普段の生活で、初めての(もしくは久しぶりの)お店に行ったり、商品を買ったり、サービスを受けたりしたときは、必ず、その企業を確認し、それがもし上場企業であれば、株主優待の有無・内容をチェックしています。
たとえば先日、スーパーで「ポケモンパン」を見かけました。子どもが小さいころ、よく買っていたな、懐かしいな……と思いつつ手に取って、すぐさま、どこの会社のものかを確認しました。
昔はそこまで確認することはありませんでしたが、株主優待という明確な投資スタンスを、普段から意識している今では、無意識にやってしまうルーティンです。パッケージには「第一パン」とのロゴが、調べると、企業名は第一屋製パン。
第一屋製パンは、東証スタンダード市場に上場する上場企業で、嬉しいことに、株主優待も実施していました。しかも、昨年夏に、株主優待制度の再導入というレアなケースに、テンションも上がるのでした。
そして優待内容は、「焼き菓子の詰合せ」という、夢のあるものです。
これにはすぐさま、第一屋製パンの業績や諸々の投資指標、そして株価推移をチェックして、これならいけると判断し、購入しました。たまたま買物に行ったスーパーで、私は手に取ったポケモンパンではなく、その製造・販売会社である第一屋製パンを買ったのでした。
現在のところ、それから株価に大きな動きはありませんが、私は納得のいく投資先を見つけることができたと満足しております。
[トルコリラ]
超高水準が続くトルコの金利に惹かれ、私はトルコリラ投資(リラFX)にハマっています。
もちろん、ドルやユーロなども保有していますが、それらメジャー通貨と比べ、手を出している人はあまりいないというマイナーさも、天邪鬼な私の気質に合っているようで、私の外貨投資のメインとなっています。
ただ、長年続くインフレや、クーデター未遂などの経済・政情の不安定さなどから、近年においては、リラ安の進行が止まりません。
それでも私は高金利を享受し続けるために、そしてトルコ経済・政情の安定を願って、ひたすらにナンピン買いを続けております。その結果、保有するリラ残高は相当な額に積み上がり、ますます、トルコ関連のニュースには敏感になっております。
とはいえ、トルコ関連のニュースなど、普段、あまり目にしないですよね。たしかに、「直接的な」トルコ関連のニュースは少ないと思います。しかし、リラ投資にのめり込むようになり、普段、ニュースなどでよく目にする国際情勢の中には、「間接的な」トルコ関連の情報も多いと気付いたのでした。
たとえば、ロシアのウクライナ侵攻。NATOの加盟国でありながらも、ロシアとも密接な関係にあるトルコの立場は重要で、ウクライナ情勢は、トルコの経済情勢、ひいてはリラ相場にも大きく影響します。
そして、緊迫する中東情勢。当然、トルコは地理的にも大きな影響を受けるわけですし、そして何より、イスラエルとの地政学的確執は、やはりトルコの経済情勢、ひいてはリラ相場にも大きく影響します。
それまでは、そのようなニュースを見ても、とくに国際情勢に関心を持っているわけではない私は、「ふ~ん」程度で終わっていましたが、リラ投資にのめり込むことによって、(トルコの視点から)大いに関心をもって見るようになりました。また、ネットや新聞、雑誌などで、積極的に情報を取りにいくようになり、また、(トルコの立場からの)考察記事やコメントなどもじっくり読むようになりました。

