お金を使わず幸福度を最大化させる

「年金だけでは絶対に暮らせない」「老後は惨めになる」――。 そんな世間の常識をあざ笑うかのように、ごくわずかな年金だけで、誰よりも豊かでクリエイティブな日々を送っている人たちがいます。

なぜ彼らは、インフレも社会保険料の負担増も怖くないのでしょうか。なぜ、現役世代よりもイキイキとした表情で暮らせるのでしょうか。

今回、プレジデントオンライン編集部がピックアップしたのは、そんな常識外れの「年金生活の達人」になるための方法を紹介した3本の記事です。それは、単なる節約術やケチケチ生活のノウハウではありません。達人たちがもっているのは、お金を使わずに幸福度を最大化させる知恵なのです。

1本目の記事に登場するのは、月5万円という極限の予算の中で優雅な時間を楽しむ71歳の女性。彼女が捨てたのは、多くの日本人がどうしても捨てられないものでした。

2本目では、無理しなくても家計を圧縮できる見直しポイントを紹介します。多くの人が無駄にお金を使っている、真っ先に手を付けるべき費目とは?

最後は、故・森永卓郎さんの記事です。森永さんがたどり着いた、夫婦月13万円で暮らすための“最強の選択肢”とは一体何なのでしょうか。

年金だけで暮らす人に共通するのは、通帳の残高が増えたわけではないのに、ある時点から劇的に人生が好転している点です。

読み終えた瞬間、あなたの心に巣食う「老後への漠然とした恐怖」は消え去り、「これなら自分にもできるかもしれない」という希望が湧いてくるはずです。

貯金ゼロ、年金が月5万円でも生きていける…71歳シングル女性が明かす家計簿の中身

(2022年10月8日公開)

台所に立つ紫苑さん
撮影=林ひろし

老後は年金だけで生きていけるのか。節約ブロガーの紫苑さんは「年金は月5万円、貯金ゼロでも十分生きていける。外食をせず、スーパーで買った旬な食材を使えば食費は月1万円に抑えられる。大切なのは中流意識を捨てることだ」という――。<続きを読む>

 

「こうすれば老後は公的年金だけで生きられる」プロが見直しを勧める60代後半がハマる“無駄遣い”の代表格

(2023年2月1日公開)

電卓を使用して計算している税理士の手元
※写真はイメージです(写真=iStock.com/kazuma seki)

公的年金だけで生きていけるか。確定拠出年金アナリストの大江加代さんは「厚労省のデータによると、公的年金を受給している世帯の約半数、48.4%が公的年金のみで暮らしています。また、老後の無駄遣いを減らせばさらにお金の不安は減るでしょう」という――。<続きを読む>

 

「夫婦合計月13万円の年金だけで老後生活は十分できる」森永卓郎が体を張って実験した結論

(2022年4月21日公開)

公園のベンチに座る年配のカップル

写真はイメージです(写真=iStock.com/RelaxFoto.de)

現在21万円ある平均年金月額(夫婦合計)は、30年後に13万円になるという推計がある。4割減にどう対応したらいいのか。経済アナリストの森永卓郎さんは「運用などしなくても、トカイナカ暮らしをすれば、公的年金だけでも十分に豊かに暮らせますよ」という――。<続きを読む>

 
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