月収40万の人が毎日1時間無駄にすると、時間泥棒の額は年間約60万円!重大な“生活習慣病”を生み出す、人間の奥底にある心理とその処方箋を“習慣化”の権威が解説。(内容・肩書は2014年2月3日号掲載時のままです)

「嫌われたくない」から一〇〇%無駄な飲み会にも参加

ビジネスマン一〇〇〇人アンケートの報告では(下図参照)、「一日の中で、時間を浪費してしまったと感じる」人の率は、年収額の高低にはあまり関係がなかった(平均六割以上)。

これを年代別に集計すると、三十代が最多だったもののやはりそれほど大きな変化はなく、全世代とも六割以上だった(下図参照)。五人に三人は、日々、時間泥棒にあっていることになる。

(文=大塚常好)