日頃から効率を上げ、結果につながる努力を続けているMVP社員の「10倍速仕事術」。住宅展示場の店長は、入社16年目にして、ついに社内全国1位の売り上げを達成した。この快挙の秘訣がなんと、時間の使い方なのである。(内容・肩書は、2014年2月3日号掲載時のままです)

“全国一”支えた三つのツール

消費税増税前の駆け込み需要を追い風に好調が伝えられる住宅市場。しかし、最前線では顧客獲得競争が激しく、一朝一夕には業績を伸ばせないのがこの業界だ。

そんななか、大和ハウス工業埼玉支社、上尾展示場の松浦力店長が快挙を成し遂げた。二〇一三年度上期(四~九月期)に、契約計上実績で約四億円を売り上げ、同社で全国一の座に就いたのだ。

(文=篠田達 撮影=的野弘路)