噂好きはどこにでもいるものです。どうでもいい社内恋愛の事情から昇進・降格の裏話、誰かの失敗談にいたるまで、何かと語りたがる人がそばにいると、仕事の邪魔になってしかたがありません。しかも聞きたくもないような話を聞かされるのは苦痛なものです。そんな噂好きをうまくかわす方法をお伝えします。

社内通であることをアピールして存在感を示したい

「○○くんと△△さん、付き合ってるらしいよ」、「□□課長、課の業績が悪くて降格だってさ」……会社にはさまざまな噂話が飛び交います。暇なときに聞く分には退屈しのぎになりますが、忙しいときに横で延々と聞かされては迷惑ですよね。

しかし、そういう人を単なる噂好きと侮ってはいけません。仕事中にそんな話を聞かせるからには、それなりの理由があるものです。安易に乗ったり、相槌を打ったりすれば、今度は自分が噂の元にされる可能性もあるので、じつに警戒すべき存在なのです。

(構成=大島七々三 イラストレーション=髙栁浩太郎 撮影=宇佐美雅浩)