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年収1000万円超でもゴミ屋敷に住んでいた60歳男性は「死んでよかった」のか
「あんしんネット」の事業責任者の石見良教さん(右端)と作業員のみなさん。撮影のためマスクを外してもらったが、普段はコロナ前から終日マスク姿で作業をしている。
【連載】「こんな家に住んでいると、人は死にます」はこちら
猛暑日に作業をした男性宅。競馬で小遣いを稼ぎ、数年前まで仕事をしていたらしい形跡があった。(撮影=笹井恵里子)
死亡した男性のものと思われる髪の毛がねっとりと付着していた。
こうしたゴミがエアコンの高さまで積み上がっていた。この日はあまりの暑さのため、連続した作業は10分が限界だった。(撮影=笹井恵里子)
10月下旬に作業した男性宅。ようやくテーブルが見えてきた。当初はテーブルの存在もまったくわからなかった。ここまでゴミを排出するのに、すでに2日間かかっている。
リビングの様子。やはりエアコンの高さまでゴミが積み上がっていた。撮影までに片づけが進んでおり、当初は隣の部屋には入れなかった。エアコンのリモコンはのちほどゴミの中から見つかった。
廊下のゴミを片付け、ようやく洋室に入ることができた。ゴミの山をかき分けながらの作業になった。ドアはこれ以上開けられない。(撮影=今井一詞)
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