「男語」と「女語」はなぜ違うのか?
女性向けキャリアカウンセラーとして人気のある五百田達成氏は、男が女語を話し、女が男語を話す「両利きコミュニケーション」が今の職場には必要だと語る。男性でも「繊細で感受性が強い」女性化した人もいるので、男性的、体育会的リーダーシップだけではついてこない。
「『会社のルール 男は「野球」で、女は「ままごと」で仕事のオキテを学んだ』(パット・ハイム、スーザン・K・ゴラント共著)という本があります。野球では上の言うことは絶対でバントしろと言われたらバントする。自分はホームランを打てなくても、チームが勝ったら、それでいい。勝つことを目的として、手段は選ばないんです。一方、女性がやってきた『おままごと』は勝利に向けてというような結果も終わりもない。みんなでなんとなくその場を仲良くすること自体が目的です。これから伸びる人は、この両方のコミュニケーションを理解して使い分けられる人でしょう」と五百田氏。
それでは異性相手に、具体的にはどんな言動がNGで何がベターなのか? ケース別の行動リストをチェックして自己採点してほしい。
「異性嫌われ度」チェックリスト
悪気なく地雷を踏んでいないか? 男女ともに半分以上チェックが入れば要注意!
●男性→女性
・挨拶
□PCを見たままなど、相手を見ないで挨拶を返すことが多い
□ぶっきらぼう。愛想よくしないことで威厳を保ち、公私をわきまえている感じがすると思っている