どんな人生でも肯定的な側面は必ずある
日本でも、幸せの基準が再定義される時代が訪れています。
高齢化が進み、75歳以上が5人に1人、65歳以上が3人に1人という状況では、年金や健康などの問題も含め、勝ち組・負け組と呼ばれる差がさらに広がることが予想されます。
こうした状況の中で、勇気と自信を失ってしまう大人たちが多くなるかもしれません。しかし、そのようなときこそ、幸せの基準を見直し、自分自身の解釈を肯定的に変えることで、真の幸福を見つけられ、絶対に運が良くなるのです。
あなたは、どんなに否定的な人間関係・経済状況・健康状態でも、そのなかから肯定的な側面を見いだすことができます。
もしできないと思ったときは、ニーッと口角を上げながら空を見上げましょう。楽しいから笑うのではありません、笑うから楽しくなり、上を向けば視野が一気に広がります。
あなたは自分で人生を楽しくすることができるのです。
「許すこと」が運を良くする方法の一つ
健康やお金、人間関係でうまくいっている人は、あまり人を憎みません。というよりも、他人を憎むことが自分自身を醜くすることを知っているのです。そのことを理解しているため、自分を許し、他人を許すことができるのだと思います。
自分が醜くならないためにも、許すことが運を良くする運用方法の一つだと考えるのです。
人を憎むことには何の得もありません。
憎むことによって自分の心が疲れ、相手の感情を増長させることになる。
また、憎んで戦って勝ったとしても成果はほとんど得られない。
むしろ人を許すことにこそ大きな価値があり、それが人間の成長につながると考えます。
ライバルに負けたと潔く認めたときに、初めて次にどうやって勝つかを考えることができる。
つまり本当に勝ちたいなら負けを認めることが重要であり、負けを認めない限り、次の勝利は決して訪れないのです。
そしてそのことが「なんとか次は絶対勝ってやる」という気持ちにもつながります。