低糖質で血糖値を急上昇させないお菓子を選ぶ

しかし、本番の受験時に甘いものを食べながら、試験は受けられません。

休憩時間にとったとしても、試験中に血糖値が下がってくれば、思考力や集中力が落ち、疲労感が出てきてしまうことになります。

もちろん、勉強中に何かを口に入れたくなる気持ちはよくわかります。脳が疲労を解消したくて、欲するからです。

では、どうすればいいのでしょうか?

マリー秋沢『受験メシ! 子どもの「成績を上げる」簡単で確実な方法』(三笠書房)

血糖値が急上昇しないものを選んで食べることです。

たとえば、チョコレートならば、糖質が豊富な甘さの強いタイプではなく、カカオ70%以上の苦味のあるタイプがおすすめ。カカオには、ポリフェノールという、細胞の健康によい成分も含まれています。

キシリトールのガムも、一度に口に入れすぎなければいいでしょう。キシリトールという甘味料は、血糖値の上昇がゆるやかで、しかも虫歯予防に働きます。

おしゃぶり昆布やあたりめなども◎。

「甘いものはダメ」と禁じるのではなく、低糖質で血糖値を急上昇させないお菓子を選ぶ。この選択が、受験という難関を乗り切るためには大切になってきます。

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