脂質を調整しやすいのは、鶏肉より豚肉?
――この頃は食事でどんなことに気をつけていましたか?
1日2,100kcal〜2,300kcalに収まるようにカロリーコントロールをしていました。でもあすけんをつけるようになってから、痩せるにはカロリーもですが、PFCバランスが大事だとわかりました。
――栄養バランスの調整で難しかった項目はありますか?
糖質と脂質が難しかったですね。脂質は摂りすぎることが多かったです。食事記録を振り返ると、よく昼食で脂質をオーバーしていたので、食べに行く先で脂質の少ないメニューを選ぶ工夫をしていました。
――どんな工夫をしていましたか?
肉を食べる場合、鶏むね肉やささみは脂質が少ないですが、外食先では鶏もも肉が使われていることが多く、意外と脂質が高くなりがちです。だったら、鶏肉以外はどうなんだろう? と思い。
部位を選べば鶏肉より豚肉の方が実は脂質をコントロールしやすいのではないかと考えてからは、豚レバーを使ったレバニラ炒めをよく食べていました。鶏もも肉と比べて脂質を抑えられるうえ、鉄分が取れて栄養バランスが整うようになったので、週1回はレバニラ炒めを食べていましたね。
――外食先でも工夫されていたんですね。
そうですね、あとは食事管理しやすいメニューのあるお店2軒を行きつけにしていたというのもあります。メニューが決まっているとカロリー計算がしやすいので、昼食以外のコントロールがしやすかったです。
――バッチリ管理されていますね! 糖質についてはいかがでしたか?
糖質は逆に不足しがちでした。自分の場合、夕食で糖質を摂るとカラダが重く感じるので、夕食はたんぱく質を中心にしてお米を食べていなかったんです。その影響もあって、あすけんのアドバイスで糖質不足の指摘を受けたので、朝食と昼食で多めに摂るようにしました。
未来さん(あすけん内に登場するAI栄養士キャラクター)のアドバイスはかなり的確で、その通りに進めていたら、栄養バランスが整って、健康的に痩せることができました。
継続の秘訣は「朝一番に開くアプリ」
――ダイエット中の間食はいかがでしたか?
ダイエット中も間食はしていましたよ。バームクーヘンが大好物で、我慢することは考えられなかったので(笑)、食べる量や頻度を減らしたり、他の食べ物を調整して食べていました。
――具体的にどう調整していましたか?
飲み物で調整することが多かったです。以前は甘いコーヒーや紅茶が好きでよく飲んでいましたが、無糖に変えたり、飲む回数を減らして、バームクーヘンの分のカロリーや脂質を確保していました。
他には、ラーメンを食べる回数も減らしました。ダイエット前はよく食べていたのですが、今はもう2カ月に一度食べるか食べないかになりましたね。
――チートデイはありましたか?
チートデイは特に決めていませんでした。でもカロリーやPFCバランスを超えて食べすぎた日があったら、「どうぜなら好きなアイスも食べちゃおう!」といった感じで、結果的にチートデイにしていました(笑)。たまにこういう日があってもいいし、明日しっかり運動しよう、と気持ちを切り替えていました。
――メリハリが大事ですね! ほかに、村田さんがあすけんを継続できたコツはなんだと思いますか?
あすけんを朝一番に開くアプリと決めて、体重記録をルーティンにしたことが大きいと思います。頑張った成果が体重グラフに表れるので、それを見るのが嬉しくて続けることができました。
――体重は順調に落ちましたか?
2023年2月に103kgからダイエットを開始して、10カ月後の12月に68kgまで落とすことができました。