年齢とともに増加しがちな酒席のトラブル

そうなると、お酒にまつわるトラブルも、必然的に増えてくるようです。

電車で寝過ごしてしまう、道端で寝てしまう、携帯や財布を失くしてしまう、転んで怪我をしてしまう……。

自分一人に降りかかる災難であればまだいいですが、それが他人を巻き込んだものになってしまった場合は大問題。

まして、職場の上司や取引先などが参加する飲み会の場であれば……のちのち面倒なことにも発展しかねません。

酔ったときの会話はその場限り

お酒の席のトラブルでよく起こるのが「言った」「言わない」の水掛け論争です。

たとえば、ある上司が酔った勢いで、部下に何かを約束したとします。部下はその約束を真に受けて喜びます。しかし、翌日になると上司は、約束をしたことすら覚えていません。

部下が必死に約束の内容を訴えたところで、そもそも記憶にない上司は、約束を果たそうとはしません。やがて部下は約束を反故ほごにされたことへの怒りから、上司を見限る……。

このように、お酒の席での何気ない会話が、人間関係をいとも簡単に壊してしまうことがあります。

そうならないためにも、覚えておいてほしいのが、

酔ったときの会話はその場限り

という鉄則です。