「関係を保っている議員」はまだいる

だが、2022年7月に起こった安倍晋三元首相銃撃事件により状況が一変。事件の背景に統一教会と政治家の問題があったことを各メディアが報じた。自民党は同年8月、所属国会議員に対し自己申告制の点検を行い、379人中179人の議員に「何らかの接点」があったとし、121人の名前を公表した。

だが、発覚していなかったつながりや、現在もそれなりの関係を保っている議員もいると指摘されている。

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「関係を保っている議員」はまだいる(※写真はイメージです)

自民党総裁選を「ターニングポイント」と位置付ける教団

統一教会内部では、今回の自民党総裁選を「教団の“摂理”にとってのターニングポイント」と捉えているという。

統一教会は解散命令を東京地裁に請求した岸田文雄首相を忌み嫌っており、次の総理総裁が教団に好意的な人物であれば組織への対応が変わると思っているようだ。

それだけに次の総理総裁の統一教会との関係や姿勢が問われる。改めて「点検」してみよう。