別の視点を入れるための壁打ちパートナーにする

あるテーマについて6つの視点で考える「シックスハット法」でブレインストーミングしてもらうこともできます。

シックスハット法というのは、さまざまな視点から問題点を考え、グループディスカッションや意思決定のプロセスを効果的に進めるための方法論です。それぞれの帽子を「被る」ことで、その視点から問題を考えます。

ここでは、

〈プロンプト〉
「AIは人類の脅威か否か」をシックスハット法で議論してください

とシックスハット法で議論してもらいました。

頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』(かんき出版)より
橋本大也『頭がいい人のChatGPT&Copilotの使い方』(かんき出版)

それぞれの帽子からの視点が見られました。仕事で少し別の視点で物事を考えたいときに、ChatGPTに意見を聞いてみるのもいいでしょう。

思考の壁打ちパートナーとして生成AIは優秀です。

今、パナソニックのような大企業がChatGPTをブレインストーミングに活用していたり、ソフトバンクグループの代表取締役で会長の孫正義氏もヘビーユーザーだというニュースもあります。

ぜひみなさんも活用してみてください。

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