就寝前のスマホは目が冴えてしまう
お答えしましょう!
スマホは交感神経を刺激して安眠を妨げてしまうため、就寝30分前からは使用を控えましょう。
スマホは相手がいなくてもひとりで楽しむことができるので、つい熱中してしまいます。しかしスマホに熱中しすぎるのは、自律神経はもとより、健康面にも悪影響をもたらします。
まず、就寝前にスマホを見るのは極力控えましょう。ブルーライトが脳や交感神経を刺激し、「目が冴えた」状態になってしまいます。
せっかく入浴やストレッチで副交感神経を優位にしても台無しになってしまいますから、就寝30分前ぐらいからは、なるべくスマホを見ない生活を心がけましょう。
ストレートネックの原因にも
最近女性を中心に増えている「ストレートネック」や「スマホ首」は、スマホを覗いたり、うつむき続けたりすることで、首がまっすぐになってしまう症状です。その結果、肩こりや腰痛など、さまざまな不調を引き起こすのです。特に女性は首が細いので、男性よりも負担がかかってしまいます。
首には血管を拡張する副交感神経のセンサーがあるので、姿勢が悪いと、全身の血流が滞り、気道が圧迫されて呼吸も浅くなります。低酸素状態になると、血流がますます悪くなるばかりでなく、肌荒れ、めまい、頭痛などの原因にもなるので気をつけてください。
寝る前のスマホは安眠を妨げてしまう
ベッドに入って「そろそろ寝ようか」というタイミングで、ついついスマホを開いてSNSやゲームに熱中してしまう人も。スマホの見すぎは交感神経を高ぶらせるため、就寝前の使用は避けたい。
ポイント
寝る前にスマホを触ってしまわないよう、あえて手の届かないところに置くのもおすすめ。