現状を見つめ直す

Q:1日を気持ちよく終えるためのコツはありますか?
お答えしましょう!

手書きの「3行日記」で心をリセット。その日のネガティブな感情や不安が和らぎ、翌日への意欲も高まります。

毎日を生きていると、さまざまな感情が湧き出てくるもの。ポジティブなことばかりではなく、中には激しい怒りや大きな悲しみ、深い後悔などを感じる日もあることでしょう。こうした感情は、強いストレスを与えるので、当然、自律神経も乱れてしまいます。

一番よくないのは、ネガティブな気持ちを際限なく引きずること。ますます感情にブレーキがかからなくなってしまいます。

そんな現状を見つめ直し、新たな習慣を取り入れてみましょう。

寝る前の「3行日記」が効果的

おすすめの方法は、毎日寝る前に「3行日記」をつけることです。1行目に「今日失敗したこと」、2行目に「今日一番感動したこと」、3行目に「明日の目標」を書きます。

「今日失敗したこと」はなぜそうなったかを反省し、同じミスをしないように考えるのです。

「今日一番感動したこと」は、嫌なことでも心に残ったことを書き留めます。

「明日の目標」は、意識づけすることによって翌日すぐに取りかかれるようにするために記入します。

スマホではなく、あえて手書きにすることによって、自律神経を整える効果もアップします。

毎日手書きで「3行日記」をつけてみよう
書き込むのは、愛用の手帳でもノートでもOK。たった3行の簡単なものだが、頭の中がすっきりと整理され、心に余裕が生まれる。続けることで自律神経も整うため、ぜひ習慣にしたい。

手書きのメリット
文字を書く行為には、1日で揺れ動いた心を落ち着かせてくれる効果がある。
◎ポイント
「明日の目標」は、はじめのうちは達成しやすいものを。達成が自信につながり、日記継続のモチベーションにも。