依頼内容は箇条書きでわかりやすく表記する

それでは、「感じのいい」メールの文面をご紹介していきます。テンプレートとして使用できそうな文面を見つけたら、自分用にカスタマイズして使ってみてください。

●感じのいい修正依頼

件名:~の修正のお願い
○○株式会社
○○様

お世話になっております。
○○株式会社の○○でございます。

昨日頂戴した~の件についてご連絡差し上げました。
~という理由で、2点修正する必要がございます。

お手数ですが、ご対応願えますでしょうか。

【修正箇所】

1「□□」と記載の箇所をすべて「○○」に変更
2「××」のマークを削除

○月○日(◯)までにお送りいただけましたら幸いでございます。

お忙しいところ、大変恐縮でございますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。

Point.1
修正箇所が複数ある場合は、箇条書きで見やすく。
Point.2
忘れずに締切を伝える。

間違いの指摘は断定ではなく推量表現に

【NG表現】

×~までに修正をお願いしたいです

「~たい」は自分軸になり、自分のことしか考えていないような言い回しになります。相手のことを考えての文面を心がけましょう。

【OK表現】

・急な修正を依頼する場合
◯ このタイミングでのお願いで大変恐縮です

こちらの都合で急な依頼をすることになったのであれば、相手から責められる前に謝っておきましょう。

・修正を急いでほしい場合
◯ こちらの都合で大変恐縮ですが、締切が迫っておりまして、修正は明日中にお願いできますと幸いでございます

急ぎの依頼で申し訳ない気持ちを示しつつも、期限はしっかり伝えましょう。

・相手がミスをしていた場合
◯ 確認をしたところ、~が違っているようです。念のため、確認をお願いしてもよろしいでしょうか。お忙しいところ、恐縮でございます

「違っています」と断定せず、「違っているようです」と推量表現にしましょう。また、「お忙しいところ、恐縮です」と付け加えるとベター。

・修正の代替案について相談する場合
◯ こちらでも頂戴した箇所の修正を進めておりましたが、~といった誤解を生む可能性もあり、代替案として~のようにさせていただくのはいかがでしょうか

「そのような修正をすると、誤解を与えますので」と表現するより、可能性の示唆にとどめたうえで、代替案を示すのがいいでしょう。