「なにがつらいのか」を整理する

子どもたちは、大人が想像している以上に多くのストレスを感じ苦しんでいます。

でも、自分の心の中で起きていることについて明確に認識できていません。

3行日記で、それを整理する場をつくってあげるのです。

そして、「なにがつらいのか」「どうして苦しんでいたのか」ということについて、親が一緒に考えてあげましょう。

また、3行日記をつけることで、「でも、いいこともあった」ということに気づき、明日への希望を感じてもらうこともできます。

小林弘幸『本番に強い子になる自律神経の整え方』(小学館)

子どもだけに書かせるのではなく、隣で親も自分の日記をつけてみてください。

かっこつけず、1行目には正直に失敗を書きましょう。

2行目の感動・感謝はどんな小さなことでもいいので、必ず見つけてください。

親が、それを書いている姿を見ることで、

「そうか、お父さんやお母さんも大変なんだな。でも、楽しいこともあるんだな」

と子どもなりに納得し、大きな安心感につながるはずです。

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