貯金よりも貯筋
僕は講演会で、「貯金よりも貯筋」と繰り返しいっています。
いくらお金を貯めても、自力でレストランにも、旅行にも行かれなくなったら楽しくありません。そうならないために大事なのは、お金よりも筋肉。
健康についても、いろいろ心配だと思いますが、まず一番に考えてほしいのが筋肉。生きている限り、ピンピンしていられるかどうかのカギは貯筋にあるといっても過言ではありません。
そのために必要なのが、僕がおすすめしている20種の運動です。
貯筋のための筋活運動が中心ですが、骨粗鬆症を防ぐ骨活運動、認知症を予防するコグニサイズ運動、しゃべることや飲み込むための筋肉など口腔フレイルを予防する運動も含まれています。
詳しくは『60代からの鎌田式ズボラ筋トレ』を参照してください。
ズボラでも続けられる3分運動
メインとなる筋活運動は、歩くための足腰の筋肉はもちろん、背中が丸くならないための背筋や腹筋、転びにくくするためのインナーマッスルといわれる体幹筋、寿命にも影響するといわれる握力を強化する筋肉など、大事な筋肉はほぼ網羅しています。
また、ウォーキング以外の筋活はほとんど3分以内に終わります。
ズボラな僕が長く続けられているのは、たった3分ですむからです。