新しい概念を理解しようとするとき、人は必ず「○○みたいなもの」といったように他の似たものと関連づけます。
続きを読む「フューチャーセンター」って結局ハコモノでは?
『フューチャーセンターをつくろう』(プレジデント社)
- 著者 野村 恭彦
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イノベーション・ファシリテーター国際大学グローバルコミュニケーションセンター(GLOCOM)主幹研究員、富士ゼロックス株式会社 KDIシニアマネジャー、K.I.T.虎ノ門大学院ビジネスアーキテクト専攻客員教授。慶應義塾大学大学院理工学研究科 開放環境科学専攻 後期博士課程修了。富士ゼロックス株式会社入社後、総合研究所にてCSCW(Computer Supported Cooperative Work)研究、コーポレート戦略部にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジ・サービス事業KDI(Knowledge Dynamics Initiative) を自ら立ち上げた。06年から08年まで、東京工業大学SIMOT(インスティテューショナル技術経営)特任准教授を併任。07年より国際大学グローバルコミュニケーションセンター(GLOCOM)主幹研究員、「イノベーション行動科学」研究リーダーとして、社会企業家とビジネスプロデューサの行動原理を研究。11年よりK.I.T.(金沢工業大学)客員教授、「ナレッジ・コラボレーション特論」の講座を持つ。「知識創造型組織づくり」の専門家であり、ワークスタイル変革、知識創造の場の設計、社会イノベーション、フューチャーセンター(未来志向の対話の場)などを通して「ダイナミックな知の生態系」をデザインする。著書に『サラサラの組織』、『裏方ほどおいしい仕事はない!』、監修に『コミュニティ・オブ・プラクティス』、『ゲームストーミング』などがある。 (c)Eriko Kaniwa