自分の頭で考えて動けるように
僕「で、細かく分解すると、こんなにいっぱいやることがあるのに、『次は何をしたらいいですか』ってざっくり聞かれたら、すっごく答えにくいんだよね。
先輩たちからすると、『早く業界も知って、顧客分析もして、商品知識もつけて、提案書も作れるようになってほしい!』っていうのが本音で、『できればいちいち言わなくても、自分で考えて動いてくれるようになってほしい!』って思ってるはずだよ。結局、それが一人前になるってことなんだよ。
もし先輩に質問をするなら、『次は何をしたらいいか』ではなく、もっと具体的に『商品Xの知識をもっとつけたいんですけど、どこに資料がありますか』というように聞くといいかな。『ここにあるよ。でも、売れ筋の商品Yを優先的に勉強したほうがいいよ』とか、具体的に教えてもらえるからね。具体的な質問には、具体的な回答が返ってくるから。
こうして自分の仕事を要素分解して細かくしていくと、自分のやるべきことが具体的に見えてきて、自分の頭で考えて動けるようになるでしょ? これが、僕が新入社員のみなさんに求めることかな」
彼ら「なるほど、すごくよくわかりました! ありがとうございます!」
・自分の仕事のゴールを認識すること
・仕事をゴールに向かって要素分解し、自分がやるべきことを明確にすること
・まわりの人に何かを聞くときは、具体的な質問をすること
・具体的な質問をすれば、具体的な回答が返ってくること
・自分の頭で考えて動くこと