そのことをブログなどに書いていたら、Androidだと使いやすいよ、ということを教えてくれる人が結構いたんです。それで、じゃあとりあえずRemote Mouse用に当時一番安いAndroidを買ってみようと思って、2万円弱のファーウェイのP20ライトというエントリー機を買って、使用感を調べ始めました。

まずびっくりしたのは、おかしいんじゃないか、と思うぐらいスピードが早いことでした。12万円もしたiPhone10と比べて、スピードも操作性も、2万円しないAndroidのファーウェイが引けを取らなかったのです。iOSだと、Remote Mouseだけでなく、同じ音声入力のシメジの立ち上がりにも時間がかかりました。

なぜ遅いかと言うと、iOSは大事な部分をAppleにしか開示していないんですね。だからSiriの音声入力の立ち上がりは速いけど、Remote Mouseやシメジのようなサードパーティーの音声入力の立ち上がりは遅くなるわけです。

ソフトウェアが同じ能力のCPUであっても、遅くなる傾向があるということを知り、2万円しないAndroidでこんなに快適だったら、高額のAndroidはもっと快適かもしれない、と思って買ったのが、9万円ぐらいしたファーウェイのメイトプロ20という機種です。

1日ヘビーに使っても電池が持つ

ファーウェイのメイトプロ20にして本当にびっくりしたのは、画面が大きいことです。ベゼルレスって言いまして、普通のスマホは枠がありますよね。ベゼルレスは枠がないタイプで、ほとんど全部画面なんです。それまで使っていた8インチのタブレットがなくなるほど大きくて、出張に行くときはファーウェイだけで済み、荷物がすごく少なくなりました。

電池の持ちがいいことにも、本当に驚きました。iPhone10が2700ミリアンペアアワー。たまに使うオッポのスマホが3400ミリアンペアアワー。Androidのファーウェイの携帯は4200ミリアンペアアワー。この差は本当に大きくて、まず4200のファーウェイを使っているときは、私電池の心配したことほとんどありません。充電をし忘れないでフル充電にしておけば、丸1日、結構ヘビーに使ってもなくなりません。

それに対して3400のオッポだと、1日ギリギリもつか持たないかで、夕方になるとちょっと不安になりました。2700のiPhone10を丸1日使うときは、必ず充電器を持ち歩いてました。つまり、ファーウェイにしたら、充電器を持ち歩く必要がほとんどなくなりました。それまで当たり前にやっていた充電の手間って、意外とかかるんだな、と痛感しました。