▼SEX
《いつまでもモテたい × 早く枯れたい》
「性欲と金銭欲はボケ防止と長生きのコツだと私は思っています」と秋津先生。
「金もあるし、あくせくしたくないという人は生きる意欲がなくなるので早死にしがち。多少生活に困って、金のことを必死に考えているほうがボケ予防にはいい。同じように、いくつになってもスケベ根性をなくさないのも、ボケないコツ」
身だしなみや言動などで、異性の目を気にするのは大事なこと。ただし、いくらスケベがいいとはいえ、限度はある。〈それ犯罪です!〉にならないように。
《ED薬を飲む × ED薬を飲まない》
「EDはほとんどが心因性、ストレスによるものです」(秋津先生)
しかし、長く夫婦関係を続ければ妻が相手だと立たなくなることも。「役立たず! 私を女として見ていないんでしょ!」と罵られ、それがトラウマとなり、失敗したらどうしようと思うほどますます萎えていく。
「それが『男としてもうダメだ』というネガティブな発想に繋がってしまう。それくらいなら、たまに薬を使ってでも、ポジティブな自信を持つきっかけになったほうがいいでしょう」
自信は若さのもととなり、ボケの防止にも役立つ。
▼配偶者
《ガミガミ妻 × 無関心妻》
奥さんが口うるさいのとまるで旦那に関心のない場合ではどうだろう。
「ガミガミ言われると男性ホルモンであるテストステロンが著しく低下します」(白澤先生)
闘争心、決断力を高め、やる気を出すドーパミンの分泌を促すテストステロンが減ると、アクティブさが失われ早く老け込むだけでなく、うつ病を招きやすいという報告もある。よくない夫婦関係なら無関心でいてくれたほうがいいようだ。