具体的にどのように英語を習得していけばいいのか。ニューヨーク大学卒業の逢坂氏は、こうアドバイスする。

「最初はTOEFL250点だったんです。そこからひたすら過去問を解いて試験は突破しましたが、留学後も最初のセメスター(学期)で退学の警告レターをもらうレベルでした。英語の上達には、とにかく徹底的な反復が効果的。セリフを覚えるまで同じ映画を何十回も見たり、公園で犬と散歩しているお爺さんをつかまえて話しかけたり。試行錯誤を重ねていくうちに、なんとか形になりました」

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図4 日常で英語を使う頻度

英語力をキープするには、メンテナンスも必要だ。しかし現在、逢坂氏は特別なことは何もしていないという。

「エグゼクティブはCNNやBBCでニュースをチェックしたり、『ウォール・ストリート・ジャーナル』や『ヘラルド・トリビューン』を読んで情報収集をしています。私も同じように生活の中に英語を取り入れているので、自然にキープできています」

アンケートでも、年収が高い層ほど日常で英語を使う頻度が高いという結果が出た(図4)。年収アップを狙うのならば、やはり勉強は必要だろう。

(調査概要/楽天リサーチを通じて、ビジネスパーソン999人より回答を得た。調査期間は12年6月21~24日。)

逢坂ユリ
資産運用コンサルタント。ニューヨーク大学卒業。モルガン・スタンレー・アセット・マネジメント、ゴールドマン・サックス証券、ドイツ証券を経て、2005年に独立・起業。現在は執筆業、資産運用やキャリアアップなどの講演・セミナーを行う。

高城幸司
セレブレイン代表取締役社長。1964年、東京都生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。営業で6年間トップセールスを受賞。独立起業情報誌「アントレ」を創刊させ、事業部長、編集長を歴任。2005年より現職。営業やマネジメントの著作多数。
(澁谷高晴、坂井 和、平地 勲=撮影)
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