話がわかりやすければ、頭がいいと思われる

頭がいい人は、なぜわかりやすい話ができるのか。まずこのテーマを2つの要素に分解してみます。「頭がいい人」と「わかりやすい話」です。どちらもよく耳にする表現ですが、それぞれ何を意味しているのでしょう。

まず、頭がいい人とはどんな人か。社会に出てから評価される頭のよさとは、「他者から信頼される能力」だと私は考えています。もちろん、テストで測れる学力が不要だというわけではありません。しかし、ひとりで完結する作業に対しての能力が高いだけでなく、同僚や友人、家族など他者から頼られるのが「頭のいい人」であるはずです。

別の言い方をしてみましょう。IQなどの客観的な指標を使わないとすれば、頭のよさは誰が決めるのか。自分ではないことは確かです。自分で自分のことを「頭がいい」と決めていたら、それは頭がいいとはいえないでしょう。自分でなければ、他者しかいません。