動線を考えて収納していく
原理原則③スペースの役割を考えて収納する
「収納」を考えるときの重要なポイントは2つあります。
まず1つ目の収納ポイントは、「どこでよく使うか」「一番使いやすい動線」を考えて、収納場所を決めることです。
例えば、あなたはタオルをどこでよく使いますか? 我が家ではトイレとキッチン、脱衣所でよく使うので、我が家ではキッチンと脱衣所にタオルが収納されています。
次に、あなたはフライパンやキッチンスポンジをどこでよく使いますか? フライパンはコンロ上でよく使うので、我が家ではコンロ下に収納しています。キッチンスポンジはシンクでよく使うので、我が家ではシンク下に収納しています。
このように、あるべき場所に、あるべきモノが収まっていくと、モノの定位置が決まっていくし、普段使う場所には使うモノだけが残ります。さらに見た目がスッキリして、使い勝手がよくなるはずです。
2つ目の収納ポイントは、収納する順番です。空っぽになった収納にモノを戻す際は、使用頻度の高いモノ(優先順位が高いモノ)から戻していきましょう。つまり、まずは「1軍のよく使うモノ」を収納し、次に「2軍のたまに使うモノ」を収納するのです。なぜなら、よく使うモノは「一番使いやすい所」に収納するべきだからです。
3軍のモノに関しては、先ほども述べたように「保留ボックス」にまとめて押し入れにしまっておきましょう。保留のモノを集めていくことで、使ってないモノが多いことを実感できるはずです。そして、一定期間保留ボックスに置いておくことで執着が薄れ、存在すら忘れ、いつか手放せるようになります。
原理原則④手放すモノは「処分・譲る・寄付・売る」で分ける
「手放す」と一言でいっても、何も「捨てる」だけではありません。人に譲りたいモノもあると思うし、寄付したいモノ、売ってお金に換えたいモノもあるはずです。
したがって、片づけるときは「処分するモノ」「人に譲るモノ」「寄付するモノ」「売りたいモノ」で分けていきましょう。手放すモノを4つに分類しておけば、効率的に手放すことができます。