ミニマリストおすすめ! 効率よく片づけるコツ
ここでは効率よく片づけるための、シンプルでわかりやすい「片づけの原理原則」をご紹介します。これは、ミニマリスト歴10年の僕がいつも実践している片づけ術なので超オススメです!
原理原則①片づけは簡単なところから始める
これは常に心がけるようにしましょう。難しいところから片づけ始めてしまうと、時間がかかりすぎて疲れますし、何より片づけの計画が崩れてしまいます。ですので、簡単に片づけるためには次の方法を試してみてください。
(1)明らかなゴミから手放す
〈例〉壊れているモノ、ボロボロのモノ、汚すぎるモノ、臭いモノ、古くて使えないモノ、カビがひどいモノ、空っぽのモノ、使用期限が過ぎたモノ、自分の体に合わないモノなど。
(2)スモールスペースから片づける
スモールスペースとは「小さな空間」という意味で、財布やカバンの中身、小ケースや小さい収納ボックス、引き出しなどを指します。スモールスペースは短時間で簡単に片づけられるので、とくに片づけ初心者にオススメの方法です。
(3)短時間から始めてみる
いきなり1時間以上片づけるとなると、一気に片づけのハードルが上がってしまい、結局片づけをやらなくなってしまいます。まずは短時間(5〜15分くらい)で始めてみてください。片づけは継続がとても重要です。徐々に慣れてきたら、片づけ時間を長くしていきましょう。
(4)迷ったモノは保留ボックスに入れて一定期間保管する
「捨てるか残すか」迷ったものは、無理してその場で判断しなくても大丈夫です。迷っている時間がもったいないので、一旦「保留ボックス」に入れて、次に進みましょう。その日の片づけの最後に再度判断してもいいですし、1カ月以上時間をおいてから判断しても大丈夫です。
「全出し」をする
原理原則②「全出し」をしてから「1軍・2軍・3軍」を決める
片づける際は、まずは収納の中身を「全出し」して、収納の中を空っぽにしましょう。
一度収納をリセットして、必要なモノだけを収納し直すためです。収納にモノをしまったまま「いる」「いらない」を考えてしまうと、「残す理由」を考えてしまいがちです。一度収納から全部出すことで、冷静な判断を下すことができます。
そして、全出ししながらで構いませんので、「1軍:よく使うモノ」「2軍:たまに使うモノ」「3軍:ほとんど使わないモノ」で分けておきましょう。
ここで「1軍:よく使うモノ」と「2軍:たまに使うモノ」に選ばれたモノたちは、生活に必要なモノになります。これさえあれば、間違いなく普段の生活は回せるでしょう。
そして、「3軍:ほとんど使わないモノ」に選ばれたモノたちは、手放せそうなモノから片づけてみてください。
3軍のモノは、「絶対にいる」「絶対にいらない」「迷うモノ」の3つに分類してから判断すると、片づけやすいと思います。無理して手放す必要はありません。迷ったモノは全部「保留ボックス」に一旦保管して、後日改めて判断しましょう。