チャンスを手にする人は何をしているか。メンタルコーチの一条佳代さんは「行動している人は、人と積極的にコミュニケーションをとり、何気ない会話をきっかけに、大きなチャンスをつかむことがある。自分から先に声を掛けたほうが、好印象をもってもらえる可能性も高くなる」という――。

※本稿は、一条佳代『行動力神メソッド55』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

女性の髪を切る美容師
写真=iStock.com/maroke
※写真はイメージです

自分のことをわかってもらうより、相手のことを知ろうとする

会話をすることに苦手意識をもっている人は、「自分の意見をきちんと言わなければいけない」「思いを伝えなければいけない」と考えています。

自分のことをわかってほしいと焦るあまり、コミュニケーションが独りよがりになったり、相手の思いに寄り添うことができず、すれ違いを繰り返したりしています。

しかし、コミュニケーションにおいて大事なのは、話し方よりも聞き方です

もっというと、自分のことをわかってもらおうと言葉を重ねるよりも、相手のことを知ろうとしたほうが、圧倒的に相手との関係性はよくなります

あなたも、積極的に会話の中に質問をはさむようにしましょう。そうすることで、キャッチボールが続き、スムーズなコミュニケーションができるようになります。

すると、自分の思いが相手に届くようになります。とはいえ、いきなり質問しようとしても、ハードルが高く感じるものです。まずは初級から順に試してみましょう。