健康寿命は地域により大きな差がある

1年以内に転んだことがある高齢者の割合が、他の校区(小学校区)より4倍も多い校区がある――。

私たちの研究グループ「日本老年学的評価研究(JAGES)」がおこなっている高齢者の調査から、そんな結果が見えてきました。

そもそも同じ日本でも、地域によって健康寿命に大きな差があることがわかっています。厚生労働省が出した最新のデータ(2019年)によりますと、男性で最も健康寿命が長い都道府県は大分県で、73.72歳。最も短いのは岩手県で71.39歳。女性では最も長いのは三重県の77.58歳で、短いのは京都府の73.68歳。それぞれ2.33年、3.9年もの差があります。