ここぞというときにウケる話を持っていることは、ビジネスシーンにおいて強みになる。私自身もともと人見知りで、会議や打ち合わせ中は自分の意見を言うのが恥ずかしく、下を向いて気配を消しているようなタイプだった。しかし芸人のトーク術を分析して実践した結果、笑いを入れることで話が注目してもらえるようになり、自信を持ってプレゼンできるようになった経験がある。

とはいえ、自分が面白いと思った話をしても、なかなかイメージ通りに笑いは取れないものだ。まずはどうしてあなたの話がウケないのか、その理由を考えてみよう。

よく目につくのが、話の組み立てに問題がある場合である。ウケるトークの理想は起承転結をしっかりつくって、簡潔に収めること。1分程度が望ましい。登場人物の特徴や余計なディテールなど、枝葉の部分を語っていては相手に飽きられる。たとえば、次のようなケース。