バイクに夢中だった
高校生のときに二輪の免許を取ってバイクに夢中になったものの、18歳で普通免許を取って自動車に乗り換え、バイクを手放してしまった……という話をよく聞きます。
ところがここ数年、さまざまな理由でバイクに乗らなくなった人が40~50代となり、再びバイクに乗り始める「リターンライダー」がブームになっています。
日本自動車工業会「2023年度二輪車市場動向調査」によれば、バイク購入者の16%が40代、32%が50代、28%が60代で、平均年齢は55.5歳となっています。もはやバイクを走らせるライダーの中心は若者でなく、中高年になっているのです。
ただし、この趣味は危険が伴いますから、家族の理解を得ることに加え、日本二輪車普及安全協会が主催する安全運転講習会などに参加してから、「リターン」することをお勧めします。
音楽を聴きまくった
「ロック」という音楽の誕生には諸説ありますが、エルヴィス・プレスリーが「ハートブレイク・ホテル」を発表した1956年との見方があります。
ぼくは1947(昭和22)年生まれですが、このとき9歳。13歳のときにはベンチャーズがメジャーデビューを果たし、15歳のときにビートルズが颯爽と登場しました。
ぼくらの世代は、ロックの誕生と進化をリアルタイムで体感してきたのです。友人・知人にもロックファンが多く、中高年になってからアナログ盤レコードにドップリはまったり、押し入れの奥からギターを取り出してきてバンドを組んだりする人も少なくありません。
あなたが青春時代に夢中になったアーティストは誰でしたか?
古いCDを久々に聴いてみる、メロディを思い出してカラオケで歌ってみる、ギターやピアノが弾けるなら練習してみる――そんな趣味も素敵だと思います。