中年になってから始めるスポーツの代表は「ゴルフ」
中年になってから始めてもまったく問題ないスポーツの代表といえば、やはり「ゴルフ」でしょう。
ぼくがゴルフを始めたのは36歳のときです。
きっかけは仕事。ゴルフ漫画『紅い芝生』のための取材目的だったのですが、やってみたらこれが面白くてすっかりはまり、現在も続けているものの1つです。
2022(令和4)年の話ですが、漫画仲間とのゴルフコンペでドラコン賞(コースを外すことなくどれだけ飛距離を出したかを競う)を取りました。とはいえ、若い頃のベストに較べたら3分の2くらいの距離。すっかり飛ばなくなりましたが、それでも、やっぱりゴルフは楽しい。
歳を取って飛距離が伸びなくなったら、クラブを変えればいいのです。
ゴルフはハンデがあるからみんなで楽しめる
ゴルフのいいところは、ハンディキャップを決めて、腕前に差がある人同士でも男女が一緒に楽しめるところです。
たいていのスポーツは、筋力・体力に勝る若い男性が有利ですが、ゴルフは違います。対戦相手との戦いよりも、自分との戦いが優先されるからです。
ゴルフをする人の多くは、相手に勝つよりも自分が設定した目標をクリアすることを重視します。初心者は初心者なりに、ベテランはベテランなりに、今の自分に合わせた目標を追いかける。
年齢性別問わず、公平に楽しめる生涯スポーツだといえるでしょう。