「体内時計」に合わせて暮らせるのは老後の特権

浅い眠りは「レム睡眠」といい、眠っている間もまぶたの下で眼球が動いていることが観察されています。体は休んでいても、脳は活動しているという眠りですね。深い眠りは「ノンレム睡眠」といい、眼球は動かず、脳も多くの活動を控えて休んでいる状態です。

若い頃は一般的に、入眠時にまずノンレム睡眠が現れ、1〜2時間後にレム睡眠へ移ります。以後は、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れ、これを一晩で4〜5回繰り返して、やがて目が覚めるというパターンを描きます。

ところが年齢が上がるにつれて、ノンレム睡眠の出現が激減し、それだけでなく、浅いレム睡眠と少し深めのレム睡眠が20〜30分間隔で繰り返されるようになり、夜中、眠りが浅い状態がほとんどになってしまうのです。