自分のまわりに“褒めの輪”をつくろう
「悪口」はいわず、聞かず――その場からすっと離れるのが得策
悪口には“花が咲く”ものです。
槍玉に挙げられているのが評判のいい人だと、「え、本当はイヤな人なの?」と興味津々。つい首を突っ込みたくなります。
また日ごろから好ましく思っていない人がターゲットにされていると、「よし、自分も参加して“悪口の輪”を盛り上げよう」なんて気持ちになるかもしれません。それほど悪口には、甘い蜜の香りがするのです。
けれどもその蜜にひかれて“悪口の輪”に参加してはいけません。聞くと、自分も悪口をいいたくなるし、いえば必ずどこかで自分も悪口をいわれることになります。
ですから「悪口はいわず、聞かず」を鉄則にしてください。もし“悪口の輪”に参加したくなったら、その気持ちをこう切り替えましょう。
「自分は相手のいいところを探してあげよう。そして“褒めの輪”をつくろう」
どんなに「イヤな奴」と評判の人にも、一生懸命探せばいいところは必ずあります。そこを褒めてあげればいい。
そうすることで心に生じるモヤが晴れるうえに、相手も気分がよくなるはず。結果、互いの“いい人度”が上がるかもしれません。